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日本の教育に欠けているもの

  

今日から12月ですね!2019年も残り1ヶ月

さて、今日のお題は日本の教育に欠けているもの。そしてアメリカの教育の動きについて触れたいと思います。

   

「幼児教育が多様化する一方で、小学校は何も変わらない。だからそこで行き詰まる子が出てきてるのです。」

こんなお話を聞きすごく納得。

子どもたちが小学校に上がった時に一番に感じたことがあります。それは・・

「あ、普通の子になる。」

確かに、幼児にはたくさんの選択肢があり、子どもたちが通った幼稚園ではそれぞれの個性をすごく伸ばしてくれる環境で、面白い子に育ててもらったのに、小学校以降はまだまだ基本が集団行動でみな一律の教育。みんなが持つ個性が消されていく。自分自身がそういう教育で育った結果、今これか!という気持ちがある分、子どもたちには、もっと個性を伸ばしてくれる教育を、という思いが募ります。

今さらですが、特に日本の公立校の教育に欠けているものは”個性を伸ばす教育”。きっと多くの人が同じように感じているものの何十年も変わりなくまたこれからもこのままなのか?と諦めの気持ちも出てしまうところですが、公立に通いながらも、新たな選択肢が生まれ始めており、ユニークな教育法を取り入れた学校が出てきていることも、ここ数ヶ月のリサーチで知りました。こうした動きが今後さらに活発になっていくことに期待すると共に、私もその活動に参加していきたいという気持ちが増してきています!

  

もう一つは、教育では最先端を行くフィンランドなど北欧の教育の中心にあるもの、そしてマインドマップの基本でもある、

”学び方を学ぶ教育” ”考える力を育てる教育”。

マインドマップを開発したトニーさんはこれをメンタルリテラシーと呼んでいます。脳のことを良く理解し、使いこなす能力。北欧ではマインドマップが”カルタ”と呼ばれ、教育の中に取り入れられています。

学び方も知らないまま知識を詰め込まれる日本の教育に欠けているもう一つのものはこれですよね?小学校の時にこういう教育を受けていたらもう少し頭良くなっていたのでは・・・!と思うくらい今マインドマップなどを学んで思います。

知識を詰めていくためにも、脳の使い方を知ることは一番重要な部分なのにも関わらず、今も学校教育は英語やプログラミングというスキル系ばかりが先行していることに疑問です。プログラミングを習得しても結局そういう職種の労働者を育てる教育に留まるのでは?と思うようになったのはこんなお話も耳にしたからでした。

   

アメリカの大学では今学生の間で”教養学部”に人気が出てきている

日本は東大の話がよく出るけれど、海外の大学と比較すると、東大は労働者を大量に生み出す大学に過ぎない、と思われているのだそう。

一方で、アメリカは、リーダーを育てる教育が得意。未来を見据えたアメリカの教育では、リーダーになる人に必要とされる人間性=教養が重視されている、ということです。

見ているものに違いを感じました。

また中国でもマインドマップのインストラクターがたくさん増えていますが、それもリーダー育成を意識しての動きなのかな?と個人的に考えています。たった1年で日本の10年分のインストラクターが出ましたから!まあ人口の差があるので単純に比較はできませんが。

  

テレビをつければ東大ばかりが特集されますが、いい大学は他にもあるだろうしそういう大学も紹介して欲しいですね。どうせ特集するなら、日本特有の”入学すること”が目的のような構成ではなく、東大を卒業した先にどんな未来があるのかを紹介して欲しいなと思います。

日本の教育にも良いところはあるので、つまるところその教育を受ける子の向き不向きやなりたいことによっていい選択ができればいいのかな!と感じます。

自分にベストな選択ができるようになる”考える力”はマインドマップ講座で引き出してくださいね!

対象別マインドマップ入門講座

小学生向けは親御さんもご自宅でフォローできるよう親子講座です!お子様の考える力を一緒に引き出していきませんか?

     

   

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