
友人に誘われ本日参加してきたのが、
あやしい社会活動家、藤原ひろのぶさんのお話会 です。
あやしい、ってなかなかキャッチーなコピー!話を聞き始めるまで、何の話が聞けるのかわかっていませんでした・・😅でも全然あやしくなかったです笑
それどころか、小学生など子どもの参加も多く、今回私だけで参加してしまいましたが、また予定が合えば子供たちにも聞かせたいという内容がぎゅぎゅっと詰まったお話会でした。
海外あちこちで活動し、腐敗を防ぐための氷を作って売っていたり、子供たちに食事のサポートをしていたり、現場を見ているだけに話にも説得力があり、ご自身も4人の男の子のお父さん、とのことで、子供たちにも伝わる、わかりやすい説明で地球の今の状態、問題となっていること、私たち一市民でも出来ることを丁寧に紐解いてくれて解説してくれたのです。
帰宅後、早速出来ることを子供たちにもそのまま伝えることができました。
例えば、
うし年の息子に「牛は人間の20倍の食料が必要なんだって!」と伝えたら驚いてました 笑 牛肉を生産する際に排出する温室効果ガスの量が家畜産業の中でも一番多いため、みんなが牛を食べる量を減らしたらいいよねというお話です。
これは地球温暖化を回避するためにCO2を減らす行動の一例ですが、こんなわかりやすい例がたくさん紹介されていたので、参加された方も、他の誰かに伝えようと思った時に伝えやすいのではないかなと感じます。
またファストファッションのような価格が安い製品を作るために、経費を押さえ用意されたその工場が、ミシンの振動に耐えることが出来ず崩壊。1000人以上の命を奪ったという事実。そして作られた服も実は大量に捨てられている。それって結局誰が幸せになっているの?という世の中の矛盾。
こうした社会問題の解決には現在の経済の仕組みに当てはめては解決できないのではないかという問いかけ。
他にもここに紹介したいお話がたくさん出たのですが、今後少しずつ触れていきたいと思います。
そして、もう一つはこちら。

地球を守るために出来ることがまとめられた1枚のポスターを参加者全員もらったのですが、その解説のパンフで紹介された「買物は投票なんだ」、という本の主人公、”EATHおじさんが困っていること”、という表現がおもしろいしイメージしやすいのでご紹介します!
こんな感じ ↓
地球温暖化→熱は出るし・・
森林伐採→髪は抜けるし・・
土壌汚染→おなかの調子もよくならへん・・・

地球を人と見立てると、”完全に病人”、ってことがよくわかります。
また話の中で、日本人の弱点が3つ取り上げられており、その一つに挙がっていたのがやっぱり「思考停止」。これは私もマインドマップ講座をやっているとこの点は本当に痛感します。だからこそこれを使ってみんなの思考を再稼働させていきたいと思っています。
与えられた仕事のことは考えられるものの、自分の人生や自分のための選択、またこうした社会や自分がいる環境に関することについては思考が停止している。それが今の日本の大人達であり、その大人が当事者意識を持たない限り
今30才以下の世代には人生を全う出来るだけの地球の寿命が無い!
と教えてくれました。
この1年だけでも台風19号の以上な大きさ、オーストラリアの大規模な山火事、日本でも自身や水害が多々起きていて、さすがの私でも、ヤバい!と感じているほど。
自分はもう生きてないからいいか、という無関心が最大の罪。私には出来ないから・・・と何もしないことが罪。
それなら何ができる?ということで、提示してくれたアクションが6こありました。
例えばプラスチックゴミを減らす努力をする、CO2を減らすためになるべく公共の交通機関を利用する。このレベルだったら普段からできそうですよね!聞いたことある、って方は多いと思いますが、重要なのは実際にやってますか?ということ。1つできたらさらに1つと少しずつ増やしていけば継続もしやすいですね。
地球規模の背景から聞けたことで、大きな問題だからと自分たちに出来ることがない、とは考えることなく、塵も積もれば山となるというように、日々の行動が地球を守っていく理由が、今までよりももっと具体的に理解できたレクチャーでした。
ぜひ日程が合えばご家族で参加してみると良いと思います。
何が問題なのか?何ができるのか?知ることが第一歩。
今後のスケジュールはこちらにありました
ポスター、追加お持ち帰りOKだったので、2本いただき子供たちの学校に持っていこうと思っています。
行動の早いママ友に今日のお話をシェアしたら、早速学校にお話にきてもらおう!と問い合わせ先を確認していました。どこにでもお話をしにきてくれるそうなので、ぜひ機会を作れそうな方は連絡を取られてみてはいかがでしょうか。
地球にとって人間は必要ないそうです。いない方がきれいになるから。
でも私たち人間には地球が必要ですよね?
そう問いかけられたら、あなたは何を思うでしょうか?