ある企業の方とお話をしていた際に、マインドマップをご存知とのことだったので話をしていたのですが、
「マインドマップって一時期流行ったけれど今はどうなんですか?」
と聞かれたのです。
確かに、2006年頃から、経営コンサルタントの神田昌典さんが日本にマインドマップを浸透させようと起こした活動が、”流行り”と捉えられたのかもしれません。
とは言え、そもそもマインドマップとは、
ファッションのような流行りものではありません。
脳の可能性を引き出す実践的な”思考法”
ですから。(昔働いていた法律事務所で怒りをフォントサイズで表す弁護士の先生がいらっしゃいました笑 あ、でもこのサイズ ↑ は怒りの表現ではありませんので!あくまで強調したいことです♪)
例えば同様に、MBAも流行りものではありませんよね?MBAを目指すというみんなの行動自体は流行る、という概念があるかもしれませんがそのものは経営学という学問です。
でもこの一言から、日本人ある特徴を垣間見た気がしました。皆さんはどう考えるでしょうか?
”流行り”という言葉に隠された日本人の深層心理

でも、”流行り“、というこの言葉。
日本人の心理的特性をよく表しているのかもしれないと感じました。
日本は明確な四季があり、季節を楽しむ文化がありますよね。その時の旬の食べ物を楽しんだり四季折々の景色を楽しむ。この文化自体はとっても素敵なことなのです。自然とこれほど親しむ文化を持つ国は稀ですし!
この文化からもわかるように、ある意味日本の自然で育つと生活感覚が短期スパンになっているのかもしれません。
短期間で色々楽しみ、一定期間が過ぎ去ると次へ行こうとする行動心理。
何か良いものがあると聞くと、飛びつく。
でも本来効果が出るまでには中長期かかるものも、”効果がなかった”と早期の誤った判断を下してしまい、結局何も手にすることができないまま、似たようなものが出たら流行りに追いつくために手を出し、の負のループ。
効果を出すまで使い込もうとせず、短期効果だけを求めるので、次の新しいものにいく傾向が伺えます。(無料セミナーだけをハシゴする人など)
ですから、マインドマップも”流行った”と誤解している方がいるのかなと思うのです。
あなたの行動パターンはどちらのタイプでしょうか?何かじっくりと一定期間取り組んだ経験はどのくらいありますか?
もし今短期スパンの行動だけにとどまっているのであれば、行動心理やパターンを中長期にシフトしていくためのご提案があります。
中長期視点の行動心理を身につけませんか?

マインドマップ100枚プロジェクトを受講された方(現在は創造力レベルアッププログラムの一環)たちは、このプロジェクト自体が3−5ヶ月と中期戦のため、しっかり取り組むという習慣を身につけていっています。日々私も一緒に伴走するので、さぼれないという意識も働くそうなのですが 笑 でも比較的皆さんご自身できちんと課題を提出してくださいます。
受講者アンケートからまとめたこのプログラムを選んだ21の理由もご参照ください。
ご自身で習慣化するためのスケジュールを徹底している方もいらっしゃれば、マインドマップを用いて”考える”ことを続けることで”考え方(Mindset)”に変化が出てきますので、そこを起点に派生する、たくさんの副産物が変化や効果として実際に感じている方はたくさんいらっしゃいます。(日々コミュニケーションを取るので私自身も知らなかった効果も含め、多々変化の報告をいただいています!)
課題の中に中長期で物事を考える取り組みが入っているため、課題の質問を受けて”考える”うちに普段の視野も広がっていくという感想もあります。
もし1週間前と今のあなたの習慣に変化がないのであれば是非挑戦してみませんか?毎日成長していけますよ!考える力を伸ばすためにはスポーツのように中長期の練習が必要です。自分の中にはない思考パターンに触れ、問いかけを受け、考えることを日常の習慣としていくことが一番の近道です。
考え方が変わると行動が変わる。行動が変わるってすごく大事です!でも体験した人にしかその大切さには気づけません。なんでもまずは体験から始めてみてください。