クリエイティブ思考

6W2H編で解説!アイデアに辿り着く仕組み


こんにちは!Playful Journey PlannerのHARUKAです。

Creative Room CreArtは、個人事業やプロジェクトをお持ちの方向けに、“脳内思考”のお悩みを解決に向けてサポートしております。

 

本記事のコンテンツ

  1. 6W2Hって?
  2. 思いつきで書いていませんか?
  3. 脳内思考の広がりと思考力のレベルで差が出る認識の範囲
  4. 思考のレベルを上げるとは?
  5. 脳内思考の記録を取るべき理由
  6. アイデア出しは必ず紙とペンのアナログ形式で

  

各セッションではマインドマップという脳内思考を可視化する手法で、思考のプロセスを見える状態に変えてヒアリングを進めていくのですが、今回は6W2Hというビジネスフレームを例に、これをマインドマップで考えたら、そのプロセスがどう変わり、探しているアイデアに辿り着くことができるのかをご紹介したいと思います。

 

6W2Hって?

   

ビジネスフレームの基本の基本である6W2H。中学校の英語の授業でも単語を覚える時に登場すると思いますが記憶にあるでしょうか。

プロジェクトのアイデアを考えるに当たってもこのフレームは基本になると思います。以下の図では、KEYWORDと書かれた箇所に、テーマとなる言葉を書き入れ、誰に向けて?何を提供するのか?どうやって実現していくか?などなど、そこから各項目を考えていくためのフレームですね。

 

思いつきで書いていませんか?

  

この図と向き合って、じゃあ埋めていこう!と各所以下のようにAB、CD、EF・・・と、その場で思いつくものを書き込んでいく方も少なくないかと思いますが、実はその方法は大きな損失を生むことになります。そして、思考力の土台がある人とない人では、このプロセスに大きな違いが生じています。

  

脳内思考の広がりと思考力のレベルで差が出る認識の範囲

  

実際には、上記の各項目を埋めるために、脳内では以下のような感じで思考が広がっていきます。私たちは1日で最大6万回思考をすると言われていますから、潜在意識レベルを踏まえると、実際にはこの数十倍以上にも膨れています。それほどの数に及ぶ思考をどれだけ普段認識できているでしょう?

注目いただきたいのは思考力のレベルによる認識範囲が異なる点です。

思いつきで書いている方の場合、そのアウトプットは以下の図のABCDEFにある通り思考の第1階層レベルにとどまる思考が浅い状態です。

一方で思考力の土台が育っており脳内思考が活発な方はその先の4−5階層レベルのキーワードも脳内思考でしっかり認識できていること。

さらにはこの6W2Hを例に取ると、慣れていない方、このフレームを知らない方は各項目の理解から始めていきますが、普段このフレームに慣れている方は、whoやwhatなど書き出さなくともこのフレームを考えよう!と思った瞬間に、この8つの項目が瞬時で思い浮かびそこから思考を広げていきます。

思考の広がりの範囲は大きく違いますよね。これが思考のレベルによる差です。

  

思考のレベルを上げるとは?

  

ですからこのフレームそのものを思考の中にストックしておくことが思考のレベルを上げていくことになります。

これは英語の学習などにも共通することです。例えば「〜したことがありますか?」と聞きたいシーンでは、単語一つ一つを思い出したりはしません。”Have you ever ~?”という”チャンク”と呼ばれるかたまり形式で丸暗記しておき、それを応用していきますよね?思考も同じです!基本のフレームは”かたまり”でストックしておきます。

これによって時短になりますし、アイデアに辿り着くためのスタート地点を上位に置き思考の範囲を広げておくことができるのです。個人事業に取り組む上でも、持っておきたい思考のフレームは数十ありますから、少しずつストックしていってくださいね。

思考力のレベルを上げていくとはイメージを少し掴んでいただけたでしょうか?

大事なアイデアはどんどん無意識の中で、流れてきます。だからこそ、その大切なアイデアを取り逃がさないように、必ず習慣にしておくべきことは”脳内思考を可視化すること”です。

  

脳内思考の記録を取るべき理由

   

大切なアイデアの多くは、本人が認識していないさらに先の階層にあります。そこに辿り着くための有効な方法が”脳内思考の記録を取ること”であり、その方法の一つがこのマインドマップと呼ばれる脳内思考を可視化していくノート術です。

実は思考の仕組みとはとてもシンプルで、想像と関連性によって繰り返されるもの。ですからこの仕組みを応用し、芋づる式で欲しいアイデアに辿り着くことができます。私たちの潜在意識の中には膨大な情報がすでに存在しています。潜在意識の中にあったものが顕在化されたときに、”あ!”というひらめきとして脳内に浮かび上がってきます。私たちは、”あ!”という瞬間に思考が動いたものと捉えがちですが、実は脳はその時まで潜在意識の中でひたすらその答えを勝手に探し続けてくれているのです。

  

アイデア出しは必ず紙とペンのアナログ形式で

  

先ほどの脳内思考のイメージは専用のソフトで作成していますが、ソフトやアプリは基本的に出したアイデアをまとめたり他の方へのプレゼン用と考えた方が良いです。思考をするときは紙とペンが断然オススメです。一番の理由は”稼働する脳の範囲が全く異なる”こと。その結果、アウトプットの質が格段に変わるからです。

   

脳科学に基づいたマインドマップの基本ルールと、脳の特性と思考プロセスの関係性などをクリエイティブ思考基礎講座では体系的にたった2時間で学んでいただけます。動画講座と対面の2タイプをご用意していますが対面でしたら講座内で取り組む課題のカスタマイズ対応が可能です。ご状況に合わせてご利用くださいね。

マインドマップの説明はこちら

みなさんのプロジェクトプロジェクトアイデア創りにお役立て頂けると幸いです。お読みいただきありがとうございました!

   

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